さまざまな種類やサイズがあり、インドア・アウトドア問わず自由にレイアウトができる観葉植物。
インテリアとしておしゃれに彩るだけでなく、空間やそこにいる人に対してさまざまな恩恵を与えてくれます。
観葉植物を導入することいったいどのような良いことが起こるのでしょうか?
得られる3つの効果を見ていきましょう。
植物導入によるメリットや効果
リラックス効果
休日に森林浴に出かけて日常の疲れやストレスが癒やされたり、近所の公園を歩いてリラックスしたりといった経験は誰しもあるのではないかと思います。
ある研究によると、観葉植物がある空間とない空間では、ある空間のほうがストレス量は1/6にまで軽減されたという結果も発表されています。
観葉植物からはマイナスイオンが放出されています。
ストレスの原因となるプラスイオンを中和させることで、不安やイライラを抑える効果があると考えられています。
特に現代人はパソコンやスマホを使うことで、目の疲れやドライアイ、肩こりや腰痛など、さまざまなストレスが身体にかかっています。
オフィスなどに観葉植物を置くことで、そういった疲労を軽減する効果も期待できるでしょう。
植物を置くことで、従業員だけでなくお客さまに対してもいやし効果を与えることができます。
やさしく洗練された印象を与え、企業や店舗のイメージアップにもつながります。
空気清浄・加湿効果
植物は光合成を行うことで、二酸化炭素を吸収し酸素を放出します。
空気中の酸素量が多くなれば、身体が活性化し健康的な生活につながります。
また、観葉植物には空気中の有害物質、具体的には「ホルムアルデヒド」「キシレン」「トルエン」といった成分を吸収してくれる働きもあり、ホームシック症候群のリスク軽減にもつながるのです。
さらに、植物は根から吸い上げた水を葉っぱから水蒸気として放出するので、加湿効果も期待できます。
特に冬場は空気が乾燥してドライアイや喉の不快感などを引き起こし、インフルエンザウイルスが増殖しやすい環境になりがちです。
観葉植物を置くことで快適な湿度を保ってくれます。
空気が淀んでいたお部屋が、観葉植物を置いたことで見た目の面でも空気の面でも清々しい空間になった。
私たちはお客さまと接するなかで、そんな例をたくさん見てきました。
空気を浄化して湿度を調節して、健康的な空間にしてくれる。植物は天然の空気清浄機といえるのかもしれません。
仕事の生産性が上がる
オフィスに観葉植物を置くことで従業員の業務の生産性が上がるという、経営者や管理者にとっては嬉しい効果も期待できます。
エクター大学のクリス・ナイト博士の研究によると、職場に観葉植物を置いただけで15%も生産性がアップしたそうです。
これまでご説明してきたように、植物を置くことでストレスや疲労が軽減するというメリットを享受することができます。
また、酸素濃度が高まるので、脳の活性化にもつながります。
疲れ目や肩こり、腰痛といった悩みが改善され、脳のパフォーマンスが向上することで、仕事の能率も上がるのではないかと思われます。
また、無機質なオフィスに観葉植物を置く、仕切りとして観葉植物を利用することで、心地よい空間に生まれ変わります。
おしゃれで四季が感じられる空間を演出することで、従業員のモチベーションをアップさせるという効果もあるのかもしれません。
観葉植物をオフィスに導入すれば、会社の業績もアップできる可能性すらあるのです。